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不動産賃貸の仕事内容を詳しく解説!入社後のメリットデメリットや疑問点にもお答えします

宅建士のみんこです。
私は未経験で転職時に不動産屋を選びました。
しかも50歳過ぎ🤣

地方都市のフランチャイズ加盟店で開店当初の1から仕事を積み上げた経験を活かして
「街の不動産屋さんでの賃貸仲介の仕事内容」を紹介しますね。

不動産屋で働きたい人や不動産賃貸の仕事がどんなものなのか詳しく知りたい人は読んでみて下さいね。

タップできる目次

不動産賃貸仲介の仕事内容

仕事内容を図にするとこんな感じです⇩

賃貸仲介で部屋を借りた経験のある方も多いですよね。

進学や就職で一人暮らしをはじめる時、結婚で新居を探すとき、転勤で引越すときなど色々なシチュエーションで不動産屋を利用しています。

今回は仕事内容を4分野に分けて紹介していきますね。

  • 営業
  • 契約業務
  • 物件情報メンテナンス
  • 物件管理

(※分け方や内容は私個人が体験したり見聞きしたことなので全国全部の不動産屋が同じではないので絶対ではございません。)

賃貸仲介の業務は正直やる事が多いです。
管理担当者がいれば業務はだいぶん減りますが、管理と営業のどちらともつかない業務などもあり会社によって分担はまちまちです。

賃貸仲介での「営業」

売買ではよく行う内覧会も賃貸ではほとんど行われません。
賃貸で言う「営業」のほとんどは反響営業です。

賃貸の反響営業というのは、ホームページや広告を見ての問合せが来た人に来店を促したり物件を紹介することで契約とります。

もちろん「あのお店よさそうだな」って来店してくれることも有りますが、
来店してくれるのも反響営業に近いです。

メール・電話の反響営業の対応

ホームページや賃貸情報サイト(アットホーム・スーモ・ホームズなど)に掲載している物件への問合せに返信。

空室確認であれば空室情報を確認、特に他社の管理物件で有れば最新の空室状況が把握できてないことも多いので随時問合せ確認して返信します。


この時に類似条件の物件も何点か紹介して、来店若しくは現地集合の内見へと誘導します。

来店者接客

飛び込みで入ってきたお客様や反響営業から来店いただけたお客様への接客対応。
物件を紹介➡内見➡申込➡契約が基本です。
たくさん内見すると自分も客も疲れるので、少ない件数の内見でいかに契約に至るかが肝。

大事なのはお客様のニーズをうまく引き出して、どんな条件の部屋を探しているのか把握すること

来店時にアンケート用紙に記載してもらうと
条件の聞き忘れも無くなるので効率がいいよ。

家主への営業

賃貸業務では事あるごとに家主の意向を確認しなくてはなりません。

  • 部屋の条件の確認
  • 内装設備の確認
  • クリーニングの有無
  • 家賃の交渉
  • 入居者の入居の可否

書き出したらキリがないのですが、何事も物件所有のオーナーへの確認は必須です。
特に家主さんが自分で管理している自主管理物件は、家主さんによって考え方がまちまちなの確認事項が増えがち。

自社管理の物件や他社で管理している物件であれば
自社基準があって
クリーニングの仕上り具合や
リフォーム法など暗黙の了解
で分かり合える部分があります。


しかし家主さんの意向と借主の意向が全く逆なのはよくある事です。
例えば入居前のクリーニング、
通常はクリーニング業者がしっかりと隅々まで清掃するのですが、
家主さんの自主管理物件ではご自身で掃除する場合も有ります。
いくら家主とは言えプロのクリーニング業者ではないので
技術的にもノウハウ的にもツールなどもほぼ勝てません。


そしてこれは仕上りにも影響してきます。

家主が綺麗と思う基準が入居者に納得なさないことってよくあります。

人によって綺麗の基準が違ってくるのでトラブルの元となることが多いんですね。

物件の内見時に汚いようなら、クリーニング業者を入れられるように上手に家主に交渉します。
個々が仲介業者の腕の見せ所ですね。

他社への営業

同業他社への営業も重要です。

絶えず自社管理物件の空室一覧を送って、自社物件への入居斡旋を促します。

もちろん他社から客付けしてもらうだけでなく、条件が合う物件があれば送客したり部屋を斡旋してより良い関係を作りたいところです。

他社物件に客付けしない不動産屋も有りますが、近隣不動産屋とは持ちつもたれるの関係が好ましい。

賃貸仲介での「契約業務」

基本的には契約書を作って契約して終わりですが、確認事項を怠らないでやらないと後々災難が自分に跳ね返ってきます。

特に念には念をいれて注意深く行うようにしたいパートです。

また宅建士でないと出来ない内容も有る為宅建士の独占業務、免許を持っていると自分で完結できるので効率よくなりますよ。

申込後事務処理

お客様が物件を気に入って申込!同時進行で確認事項が増えます。

  • 家主へ入居者の確認・・・家主から入居の承諾をとり条件の再確認
  • 保証会社の審査・・・家賃保証会社の審査確認
  • 連帯保証人への確認・・・了承済みか確認
  • 火災保険の確認・・・火災保険は自分で加入か、こちらで用意するか確認

契約書作成

重要事項説明書及び契約書を作成して再度家主に確認します。
お任せのことも多いですが、変則的な契約の時は双方で確認しておいた方が無難です。

契約書や重要事項説明書は雛形があるので必要箇所のみ記載で作成できます。
特別な取り決めがある場合は特約条項と知って特記事項の欄に書き加えます。

特約条項は不規則な決まり事など、その物件ごとに違う項目が設定されるので、抜け落ちの無いように十分注意が必要です。
契約書に記載されてなければ、問題が起こったときに責任の所在があいまいになり責任を負う必要も出てきます。

契約

契約書が出来て準備が整えば日時を合わせて契約となります。

また宅地建物取引士でないと出来ないことがあります。

  • 重要事項説明
  • 重要事項説明書(35条書面)への記名・押印
  • 契約書(37条書面)への記名・押印

不動産屋では宅建士の資格を持ってない人も多いのですが、
宅建士が署名捺印するという事で
資格を持ってない人が作った書類であっても
資格保持者が精査しましたという印でもあります。

また重要事項には法令関連のことや専門的な知識が無いと注意点がわからないことも有るので宅建士が説明する必要があります。

最近ではIT重説と言ってZOOMやスカイプなどのWEBミーティング機能を使って重説することも認められています。

物件引き渡し

入金確認、入居前の部屋の確認が終了すれば契約者に部屋を引き渡します。
鍵渡しは鍵を取りに来てもらい、この時に双方の印が押された契約書を渡します。


物件情報メンテナンス

おもにWEB関連の部屋の空き情報を書き換えたり、新たな空室を登録する仕事です。
PCの操作の他、撮影のスキルや写真加工の技術、部屋の間取り図のパース作成などが必要になります。

撮影

現地の空室を撮影します。
撮影時にちょっとした清掃や飾りつけなどが必要な場合も有ります。
入居者が見たいところを撮ります。

撮影中に気が付いたところをメモしておくとweb掲載時の文章作成に役立ちます。

間取り図作成

間取り図作成用の専用ソフトやCADを使って間取り図を作成します。
マイホームデザイナーやせっけい倶楽部、間取りっどなどが一般的です。

竣工時の図面が残っていればそのまま利用出来て便利ですが
図面の残ってない物件やリフォームで間取りが変わってしまった物件など
古い物件は自分で間取り図を一から作ることが多くなります。

他サイトの間取りや物件写真を勝手に使うと
著作権違反となるので自分でサクッと作れるようになることを目指しましょう。

画像や間取りの盗作も結構ありますが、使いまわされた古い画像は問合せ数も減り気味です。
サイトの画像は定期的にリフレッシュしておくことをおススメします。

築10年の物件で新築時の写真載せてることなんかも有ったりします。
現地へ行って全く写真と違ってるなんてことは避けたいですね。

家主との交渉

物件や部屋の条件の確認と交渉も必要です。

特に空室期間が長くなかなか決まらない場合などは
その空室の近隣物件の条件を精査して家主に改善店の提案することも有ります。

現在ネットで部屋探ししている人はほとんど条件検索するので、条件が改善されると問い合わせが多くなり成約率が上がる傾向にあります。

何でもかんでも値下げ交渉は出来ません。家主にとっても実のある交渉でなければ上手く行かないので要注意!

インターネットで物件情報更新

ホームページや不動産まとめサイトの空室情報のメンテナンス、および新規物件の登録を行います。

新規物件の登録は手間がかかりますが、掲載物件の空室情報の更新はボタン一つで出来るのが多いです。

部屋が決まって在室処理を怠ると「おとり物件」としてみなされる事態にもなりかねないので注意が必要です。

空室一覧作成

インターネットの情報更新が出来たら、自社の空室一覧もメンテナンスして作り直します。

自社で共有したり、他社に空室の確認が出来るようにFAXやメールで送ります。

繁忙期には毎日情報更新をしてあると、いちいち調べる必要もないので効率が良くなります。

物件管理

私の感覚としては自社管理物件が5物件200室以上になると管理の専門職員がいるといいと感じています。

物件にもよりますがクレーム対応などで時間がかかることも多くなってきます。

家賃集金・督促

家賃を直接集めに行くことは無いけど、引落や振り込み、来店支払いなどで支払額の確認や入金の有無を確認します。
確認自体は経理担当者が行うことが多いですが、小規模の会社では営業が行う事も有ります。

また未入金の場合は督促もします。
督促状のポスティングやメール、ラインでの送信。
保証会社への連絡等が必要になるケースも有ります。

更新手続き

賃貸契約は1~2年契約のことがほとんどなので、更新書類を作って入居者に送付したり更新業務を行います。

物件清掃・軽微な修繕

専門のクリーニング業者を雇ってない場合、通常の物件の掃除は不動産会社の社員で行うことが多いです。
廊下や自転車置き場、ポスト、エントランス、エレベーターなどの共用部の清掃、又廊下の電球切れなどの簡単なものは自分たちで行います。

クレーム対応

入居者からのクレームや近隣住民からのクレームにも対応が必要です。

人によって気になるポイントって違うのでびっくりするようなクレームもたまにあります。

クレーマー気質の人が入居者にいると精神的に参ってしまう事も有ります。

賃貸不動産の営業は誰にでも出来る仕事の一つですが、一番ハードなのがクレーム対応です。

退去立会

トラブルが多いのがこの「退去立会」です。
原状回復に対する認識の違いからくることが多いのですが、
家主、入居者、不動産の3方がwinwinの関係になることが
難しいのでトラブルが発生しやすいとも言えます。

トラブルを減らすには国土交通省の「原状回復に関するガイドライン」の理解と契約時の確認が必須です。

クリーニング・リフォーム手配

クリーニングやリフォームの手配、完成工事の確認も物件管理の仕事です。

もちろん工事によって利益も確保できるように原価計算や発注の業者選びや工法の選定なども行います。

賃貸不動産の通常のリフォームであれば、クロスや床の張替え、クリーニング、水道工事、電気工事が主となるのでそれほど頻雑さはない。
物件の大規模なリフォームなどは未経験者に任されることはほぼありません。

水道・電気検針、請求書作成

私の住んでいる地域では賃貸マンションの水道や電気は個別検針ではなく一括で家主が支払い、個メーターを検針して集金するシステムが多くあります。
この場合これらの料金は

  • 固定式で毎月同額
  • 検針して毎月、若しくは2か月に1度請求する

水道は定額のことも多く、又学生マンションや単身用マンションでは定額制も多い印象です。

毎月のことですが現地に出向いての検針で請求書作成などが必要になるばかりか、家賃の入金確認業務も頻雑になります。

会社の規模や管理物件の数にもよりますが、小さな不動産屋などでは物件管理はみんなで行う事が多いです。

不動産事務募集の求人もたまに見かけますが、大手不動産店や営業所に10人以上在籍している規模じゃないと一般的に認識されている純粋に事務だけというのは難しいですよね。

不動産賃貸の仕事メリット・デメリット

賃貸不動産の仕事で感じたメリット・デメリットをあげてみますね。

メリット
デメリット
  • 資格がなくても働ける
  • 給料が高め
  • 宅建士の資格で手当てがつく
  • 年をとっても働ける
  • 契約件数に応じた歩合給がプラス
  • 覚えることが多い
  • クレーマーや偉そうな客がいる
  • 休みは水曜が中心
  • 責任が重い
  • 時期的に歩合給が減る

未経験でも高級が望める職種ですが、運悪くクレームが多い客にあたると正直嫌になってしまいます。

また、

不動産屋は昔からの縁起を担いで水曜定休が多いことと、
接客業なので土日祝が仕事になることが多いため、
家族と休日を合わせるのが難しかったりします。

転職前に知りたい!賃貸不動産屋の疑問点

不動産屋さんへ転職前に私が気になった事をあげてみました。


未経験から始めてひと通り覚えるまでの期間は?

ある程度自信がついてこなせる迄半年ほどかかりました。
賃貸では覚えることが多く、特にお客様の希望物件をリストアップするのに時間がかかりました。

実際に内見で訪れたり写真撮影で行くとその物件の特徴も分ってくるのですが、
最初はほとんど知らないので文字を追って条件に合うか考えて決めなくてはなりません。

逆に言うと物件を覚えさえすれば時間をかけずにより良い物件をリストアップ出来るようになり、スムーズに接客や追客が可能になります。

半年が一つの区切り、又繁忙期である年初から春にかけての期間を乗り越えるとグーンと実力もつきます。

初心者でも働けますか?

特に賃貸仲介では高校卒業したばかりの若い子なんかもいます。
もちろん初めての人もたくさんいます。

賃貸仲介に中途で入ってくる人のほとんどは宅建士資格も持ってない、いわば「素人」の状態です。

仕事の内容が多岐にわたる為覚えるのに時間を要しますが、
内容自体は事務作業的なのもが多く、
取り敢えずPC操作が出来れば問題なしです。

ただ座ってるだけで給料をもらえるような仕事ではありませんが

  • 人の役に立つのが好き
  • 目標に向かって仕事するのが好き
  • コツコツと努力するのが苦痛じゃない
  • 人と話すは好きな方だ

という要素のある人には向いていると思えます。

営業大変じゃない?

賃貸仲介は1件当たりの利益が売買に比べると小さい為
成約数を多く稼がなければなりません。

売買では人生において一番高額な買い物を扱うわけですから営業も大変ですが
賃貸はそういう意味で売買の比べると「楽」です。

街中でキャッチするとか家々を廻ってセールスするわけでなく
部屋を探している人が集まってくるんですから。

お客さまの求めている条件とドンピシャな部屋を紹介出来れば契約に至ります。

そしてやる事が多いけど1契約毎に達成感が得られるというのがいいところ。

また、お客様に満足いただけたら知り合いを「紹介」してくれることも有ります。
長くやってるとリピーター客も増えてくるのでより「楽」になってきます。

若くなくても大丈夫?

私は50歳超えてましたが、全く問題ありませんでした。

中には男性だと嫌なので女性を指名してくるお客様もいらっしゃいますし、
逆に「おばちゃん」だと安心すると言われることも多々ありました。

仕事内容は覚えることが多いですが、流れが理解できるようになればカンペ活用して仕事は出来ます。

要するにやる気さえあれば、年齢に関係なく出来る仕事の一つです。

体育会系の職場ですか?

不動産売買を主に行っているような大手企業だと、モーレツ体育会系が多い印象ですが
賃貸仲介を行ってる会社では体育会系の方が珍しいです。

休日にスポーツを楽しんでる人もいますが、どちらかというと不動産の賃貸仲介は文科系です。

街の不動産屋などは社長によりますが、たいてい運動とは縁がなさそうだと感じてます。
(あくまでも私見です🤣)

まとめ

小さい地元の不動産屋の
賃貸仲介の仕事は初心者でも働きやすく、
仕事内容も多岐にわたり充実したものになります。

さらに宅地建物取引士などの資格を取ると独立開業も視野に入れることが出来ます。

営業もお役さまに喜んでもらえて、そのフィードバックとして「紹介」などがあると、
やりがいも出ますよ。

それなりに充実した仕事内容で
お給料もそこそこもらえる不動産屋での勤務は
年配女性でも十分に働けるのでお勧めです。

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