おとなしくて仕事もできる人が突然会社を辞めてしまってびっくり!なんてことがありませんか?
おとなしい人は自分の不満をぶちまけることもなくサッと身を引きます。
どうして急に辞めてしまったのか気になりますよね。
ましてや自分の部下や同僚だと尚更です。
辞めた理由をしっかりと考えることで、会社や自分が今後取るべき対応も見えてくるはずです。
この記事ではおとなしい仕事のできる人が突然やめた理由を考え、あなたはどうすべきなのかを提示しています。
じぶんを見つめなおす事で行動も見えてくるはずなのでじっくり考えてみてくださいね。
実は、他人事じゃないんですよ
おとなしい人が突然やめる原因7選
健康で家庭円満そして会社に何の不満もない人はそもそも会社を辞めることはありません。
当たり前なことですが、何も問題が無ければ辞める理由がないからです。
突然でなくても辞めた人には辞める理由が絶対に有ります。
大きく分けて7つの辞める原因を見ていきましょう
①会社の体制に不満がある
会社には決まりがあって入社前には分からないことも多々有ります。
年功序列や給料などある程度分かることなら問題がないのですが、昇進の基準が全く把握できない会社だったり、家族や親族が働いていて目に余るほど優遇されている場合などがあります。
会社の体制などは一従業員が変えられるものではありませんからね。
②会社の将来性を見限る
会社に将来性が無いと判断して、そっとお別れ・・・ということもあります。
やる気のない人が上に立っていたり、悪いところを改善できないような会社だったり、仕事がいい加減でルーズだったりすると、できる人は将来性を見越して辞めてしまいます。
そんな会社にいつまでもいる必要がないからです。
もっと前向きな会社で働きたいですよね。
③仕事にやりがいもメリットもない
その仕事をやることで誰かに感謝されたり、役に立ったりすることもなく自分に成長をもたらさない仕事だと辞めてしまうのは当然です。
どんな仕事でもやりがいは生まれますが、往々にしてやりがいを奪われることはあるのです。
周りの圧力で仕事を制限されたり、いくら働いても自分の成果とはならず他者に成果を奪われる場合などがあげられます。
とくにおとなしい人は仲間内で愚痴を発散することもなく過ごしているので仕事自体に意味を感じなくなるのでしょう。
どんな仕事でもやりがいが無いと張りが出ませんよね。
④会社と合わない
会社の方針と合わない=社長の方針と合わないです。
会社なんて社長が作ったものでルールや考え方は全て社長が決めていることが多いですね。
大きな会社になると社長の一存で決めることはなくなりますが、逆にやり方などが変わりにくくなります。
どちらにせよ、会社と合わないと感じながら無理して働き続けてストレスが溜まるなら、さっさと次のステージを探したほうがよさそうです。
会社の方向性が自分と合わないなら、いつかは不満爆発!か自分がそこの経営陣に入るか・・・ですよね。
⑤就職前の提示条件と相違がある
就職活動中に提示された条件と実際働いてみた条件が違う会社は有ります。
中小企業では頻繁にありますね。
例えば休日が年間120日と記載されていたのに実際はなんだかんだで95日しか休みがない場合などです。
人手が足りないので出勤を要請されたり、もともと古くからの社員が95日の休日で文句を言わず働いていて休める雰囲気がないなど。
予定していた休暇にやりたかったこともままならず、会社に騙されたと思うはずです。
他にも給料が違う場合なども多々ありです。
明らかに人員確保のための過大広告な募集要項ですよね。
そんな会社ほどアレコレ屁理屈並べてきますw
⑥我慢ができなくなった
色々な矛盾や会社内だけではなくて取引先との関係性など、我慢が必要だったりしますが、我に返ってよく考えると急に我慢していることが馬鹿々々しく思えることが有ります。
とくに理不尽を要求されることなどでは起りやすいとも言えますね。
おとなしいだけで感情がないわけでなく、嫌なことがあれば頭に来ますが、それをいちいち周りにぶちまけないだけ!
我慢するほどの価値のないことを押し付けられるのならさっさとおさらばです。
⑦人間関係が本当に嫌になった
同僚や上司などに気の合わない人がいたり、自己主張が強くてウザい人がいると毎日が不愉快になります。
連れションに行く女子や毎日セクハラを繰り返す上司など、その次元で考えなくてはならないことが時間の無駄だし理不尽だと感じます。
とくに情緒不安定な上司がいると最悪ですね。
そして何よりもいざこざやマウント合戦などくだらない人間関係に辟易してくるのです。
おばちゃんに多いけどなにかとマウントしてくるウザい人とか🤣
おっと!私もおばちゃんだった💦
おとなしい有能な人の考え方
おとなしくて仕事のできる人だったのに突然辞めてしまう原因ともう一つは考え方にも一定の特徴があります。
どんな考え方をするのかを探ると自分も考えたほうがいいことが見えてきます。
おとなしい有能な人はこう考える
「能ある鷹は爪を隠す」まさに有能で控えめな性格の人は、目立ちたくないので人前で褒められたりするのが好きではありません。
人に自慢したりマウントを取ることも少なく、社内でも信頼できる人と思われることが多い存在です。
だからと言って感情がないわけではなく、どんなに喜怒哀楽が少なく見えても心は感じているのです。
まわりに不平不満をぶちまければ解決するわけでもなく、事態がよりややこしくなるのも分かっているので押黙っていることがほとんど。
何か問題があるときに、自分と相手の立場で考えると自ずと答えは見えてきます。
踏みとどまってまで価値のある会社や仕事なのか?
会社に残る人と辞める人
ある意味、有能で辞める人は再就職先に困ることはないのです。
会社に不満があっても辞めない人は、妥協しているのですよね。
- もっといい条件の会社に就職できるとは限らない
- 周りに合わせて適当に手抜きしてればよい
- 給料もらえれば良いと考える
会社に不満のある有能な人は辞めますが、能力のない人はおいそれとは辞めません。
仕事ができなくても労働者が優遇されて首にもできませんからそういう人が増えていきます。
今は仕事のできる人が損をするような矛盾した社会なのです。
例えば派遣やパートなど時給で働く人などでは尚更です。
優秀で他の人より与えられた仕事をこなすのが早いと仕事時間が減り給料も少なくなります。
反対に仕事ができない人だと残業して給料も多くなるという矛盾が生じます。
この時に会社が能力を見極めて正当に評価できないと有能な人は辞めてしまいます。
我慢強くてコツコツ方の人などどちらかというと地味でおとなしいとみられます。
ただ、有能な人は自分の意見はしっかりと持っているけど無暗に主張しないだけだったり、周りに心を開いてない状態の場合など社内の人もよくわかっていません。
自分でしっかり見極め、その会社を見限ったときに退職へ舵を着るのです。
言い方は悪いですが「無能な給料泥棒」はそんじょそこらの事は屁とも思ってないので、会社にしたり顔でしがみついている事が多め。
辞める原因から自分のことを考えてみる
おとなしいと思ってた人が突然やめるのは何か不満があるからです。
その原因が何だったか分かれば、今後の自分の身の振り方も変わります。
辞めた人は会社の体制や仕事内容などが満足できなかったわけなので、原因がなくならない限り同じように感じて辞めていく人もいるのです。
生活がかかっていてどうしても今やめることができないと思っている人も、次の就職先が見つからないかもしれないので辞めることができない人も、本当にそのままでいいのでしょうか?
変化の先に充実した人生が待っているとしても行動できない人が多いのです。
あなたの会社は仕事が出来ておとなしい人が感じていた不満をこの先改善できる会社なのでしょうか?
有能なおとなしい人がどんどん辞めてあなたの部下が給料泥棒だらけになることも想定できますね。
今我慢できている状態でも、いつ何時事態が変わるかもしれません。
その時慌てないですむように仕事のスキルを上げたり、資格を取得したり、転職情報をチェックしておくなどコツコツ準備しておくことが必要です。
おとなしい人が突然やめる時の兆候
辞めようかどうか愚痴ってるときは、まだ考えがまとまっておらず迷いがある状態です。
だって再就職を考えると面倒だし考えあぐねますよね。
でも自分の中で「辞める」と決断をした人は今までと明らかに違う行動をすることが多いものです。
もしあなたがその行動を阻止しなければならない立場なら辞める人のサインを見逃さないようにしたいものですね。
①無口になる
余裕をもって出勤していたのが就業時間ぎりぎりで出社するようになったり、勤務後ゆっくり準備して帰っていたのが、そそくさと逃げるように帰るようになる。
これ以上会社の人たちと人間関係を築く必要がない上に、もはや会社にいる時間は苦行です。
②身辺整理を始める
会社にある私物を片づけるのは注意信号点滅です。
勤務の最終日に持って帰れないほどの荷物がある場合、少しづつ準備を始めるものです。
③有休消化で休みがち
急に有休を消化したり、病欠が多くなったりは辞めるサインであることが多いですね。
折角の有休を使い切りたい気持ちもよくわかります。
④仕事のマニュアルを作っている
おとなしい人なら尚更「立つ鳥 跡を濁さず」と考えるので自分のやっている仕事がスムーズに引き継げるマニュアルをつくったり、後の人が分かりやすい整理をすることが多いですね。
退職を決めて退職届を提出後、上司が周りに言わないように口止めをしていることなども有ります。
普段からしょっちゅう整理整頓をしている人でなければ怪しい行動ともいえます。
引継ぎがうまくいかなくて何度も呼び出されるなんて嫌ですからねw
⑤以前よりサバサバしている
辞めると決めたことで色々なことが吹っ切れてすっきりしてサバサバすることはよくあります。
もう辞めるんだから「そんなの関係ねぇ~」って気持ちが湧いてくるし何が起ころうが知ったこっちゃありません。
今までいやいややっていた事でも、後1か月の我慢だと思うと笑ってできますよね。
ましてや、突然やめるつもりなら会社の人の慌てる姿を想像するだけでいい気味です。
あっ、根性悪すぎですかねw
実際に辞めたとき私も思ってたんですよね💦
まとめ
有能でおとなしい人が突然やめるのは、コミュ障だからなんじゃ有りません。
おとなしい人は自分の考えをはっきりと示すことがない代わりに突然行動に移したように思われることが有ります。
実は、確固とした自分の信念を持っているけど言わないだけだったり、おとなしいというだけで疎外されていることもあり得ます。
でも実際はしっかり考えた結論が「退職」だっただけのことなんです。
勘違いしがちなのは自分が辞めたら他の人が大変になる!って思うこと。
一人が辞めて大変になるような会社を作ってるのは社長の責任だし、辞めた人の穴を埋める対策を考えるのは社長の仕事です。
それよりも、有能な人が残らない会社の未来ってどうなんでしょうか?