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宅建試験の「効率の良い勉強法」と「間違いだらけの勉強法」まとめ

宅建試験を4度受験したサイト管理人ですが4度目の試験に合格した時はとても効率の良い勉強が出来ました。

今となっては前3回は受からなくて当然の方法で勉強していたんです。

しかも3回目の時は宅建の通学スクールで有名な日建学院に通っていました。

間違った勉強法は繰り返しても効率が悪くて時間ばかりがかかるんですね。

この記事を読んでほしい人は

  • 効率の良い勉強法が知りたい人
  • 間違った勉強法を知っておきたい人
  • おすすめの参考書が知りたい人

あなたは効率の悪い勉強をしてないですか?

タップできる目次

宅建試験対策「効率の良い勉強方法」

  • 参考書・問題集で独学
  • インターネット講座
  • Youtube
  • メルマガ
  • 通信教育
  • 資格スクール

どれも一長一短があり一概にどれがいいというのは決められないと思います。

試験のコツなど前からよく言われている「過去問を繰り返し解く」が一番効率よく確実な方法で王道です。

ただ過去問をひたすら解くといっても過去問解くだけじゃ効率が悪すぎます。

まずは全体を把握しておいたほうが断然理解度が上がります。

私もいろいろ試しましたが映像講義を聞いて過去問をやるのがベストです。

文字では難しくても映像講義ならわかりやすいので全体をつかみやすいよ。

また試験前には自分の実力を図るために模擬試験を受けてみるといいですね。

模擬試験は8月末や9月頭なのでこの時点数が若干低くても慌てないで大丈夫です。
試験前1か月の追い込みでグッと点数が上がってくるようになります。

宅建で勉強すること

宅建試験は幅広い法律関連の知識が必要になります。

実践ではいろいろと調べたり、解る人に聞いても良いので覚える必要はありません。

広く浅く、かいつまむイメージです。

宅建の試験範囲

宅建で勉強するのは

名称出題範囲出題数
民法民法・借地借家法・不動産登記法14
法令上の制限等国土利用計画法・都市計画法・建築基準法・農地法8
宅建業法重要事項の説明・37条書面20
税その他税金・土地建物・統計・鑑定評価基準8

幅広い知識が必要で特に法律関連では独特の小難しい言い回しが出てくるので慣れるまではちょっと心折れそうになります。

私も民法のテキストを読んでいると難しすぎて
睡魔との戦いでした。
いつも戦いに敗れてましたが……。

初心者では分かりづらいので映像講義でひと通り知識を吸収するのがおすすめです。

後はひたすら問題を解いて、わからない所を参考書で調べて又ひたすら過去問を解く!というのが一番確実な方法です。

なんども失敗した私が心底この方法で間違いないと思った方法です。

出題科目の内容

出題科目              配点(50問中)

  • 権利関係              14問 民法

    難しいといわれていますが考え方や方向性を覚えるとよいでしょう。
    法律用語の言い回しが独特でテキスト読んでると眠くなるほど難いのですが
    かみ砕いて常識で考えるとわかる問題が多いです。

  • 宅建業法              20問 宅地建物取引業法

    暗記科目です ほぼ満点を取るようにと予備校では発破かけられます。

  • 法令上の制限     8問 建築基準法

    広範囲に渡るので問題集のみ対策。

  • 税金その他       8問 不動産関連の税金や制度、統計などから

    政府の統計や税金面からの出題で5問免除もこの分野です。

資格学校の職員が受験会場入り口で冊子を配っているので、もらって目を通しておくといいですよ。
正確には5点免除の内容もこの中から出るので確認になります。

5点免除に出る、統計の内容がまとめてあるので大助かりでした。

宅建試験に受かる勉強法フローチャート

STEP
大枠をつかむ(参考書・映像講義)

参考書などのテキストを読んで解らなくてもまず一度読んで流れをつかんでください。

おすすめなのは映像講義を見る事です。

読むだけだとわかりづらい内容もするする入ってきます。

STEP
問題集1回目

日付と〇×をつける

回答はチェックシートを使う 間違えた問題の解答を理解できるようにテキストを見返します。

問題は4肢1択なのでどれが間違っているのかだけではなく1肢づつ正誤を記録してください。

回答は別紙で行うようにします。

STEP
問題集2回目

1回目で間違えた問題のみ回答していきます。
日付と〇×をつける。

間違えた問題の解答を理解できるようにテキストを見返す。

この時問題に見覚えのあるものがあります。
見えない力が付いてきています。

STEP
問題集3回目

2回目で間違えた問題のみ解きます。
(日付と〇×をつける。)
この時点で問題数は1/10ぐらいには減ってきているので時間もかかりません。

これだけ出来ていれば受かります。

勉強法などというよりひたすら問題を解く!!が一番の合格への早道です。

問題集2巡目ぐらいから問題にも慣れてきているので早く解答できるようになります。

10月に入ったら予想問題集をガッツリやってみましょう。

参考書などのテキストは権利関係(民法)から始まりますが、これは試験の問題順に並んでいるだけなので宅建業法など取組やすい分野から始めるのも勉強が進むコツです。

民法は集中してテキストを読まないと意味が分からないんです。
いつも同じ個所で眠くなってました💦

又わからない問題はユーチューブで検索して講義を聞いてもよいでしょう。

無料のユーチューブだとすべての講義内容が
網羅しているわけではないのですが人気講師の講義内容が聞けるので息抜きにもぴったりです。

ユーチューブなど動画サイトで気を付けなくてはならないのが投稿日です。法律が改正されているものや新たに創設されたものなど細かく変わっているので要注意です。

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宅建おすすめ参考書

本屋さんに行けばめっちゃ参考書が並んでいますよね。

この中から自分に合う参考書や問題集を探すのって大変です。

ぶ厚い参考書だと取りこぼしなく安心だけどゲンナリしてきます。

だからと言って薄いとまかないきれるのかちょっと心配ですよね。

またいろいろな参考書買ってしまう人もいますが(←私です💦)絶対よくないです。

そこでおすすめのものをピックアップしてみました。

パーフェクト宅建士基本書

そこそこの厚さのある参考書に絞ってやりこむのが一番いいです。

人によってはカラー版が良かったり文字だけのものが好きだったりしますが、あまり装飾が多すぎるものは頭に入りにくいです。

2色刷りぐらいのものに自分の覚えたいところにマーカー引けるのがおすすめです。

問題集は分野別が分かりやすいです。
年度別過去問形式だと間違った分野を続けて解くことが難しいので知識の積み重ねができにくい為です。

楽天ブックス
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予想模試も余裕があればやってみましょう。
あくまでも過去文優先ですよ。

宅建試験体験記

私はお恥ずかしながら4回試験受けてます。

1回目は全くの素人で不動産屋で働き始めてすぐ受験

漫画でわかる宅建みたいなのをかるく読んだだけで点数は23点でした。

当然と言えばとーぜん!!

勉強もしてないし落ちたことに対してあまり感情はなかったですね。

2回目の受験は宅建業に従事して1年してから独学で受験(5点免除適応)

宅建の知識は増えていましたが
仕事が忙しすぎてほぼ勉強できず 5点免除適応で32点。

次は絶対いけそうな予感が・・・

3回目は日建学院の通学コースに通い受験(5点免除適応)

受講期間は4月終わりから10月初めまで5か月間。(ちなみに全額会社の経費)

授業ほぼ出席しましたが予習復習はほとんどやってませんでした💦

宅建業は実践でほとんど理解でき、しかも予備校に行って…などの条件を考えたら当然「受かる」と思ってました。

結果は32点(5点免除込み)惨敗でした!

合格ラインが2点上がっていることを考慮すると前回(2回目)より低い結果に終わったことになります。

4回目は独学で気持ち新たに懲りずに挑戦

予備校からお誘いはありましたが、授業の内容はわかってるしテキストや問題集はあるし、ウン十万のお金もかかるしで独学することにしました。

昨年予備校で勉強しているので大枠はつかめていると思ってました。

ということで4回目は8月終盤からのスタートダッシュで有休消化もかねて休みを取ったりして集中的に勉強。

このころ母が入院していたので会社帰りに病院によって、家に帰ってから毎日4~5時間は勉強しました。

猛烈に過去問題集だけを繰り返しました。

結果42点で余裕の合格--------🎉

やったー!

基本に忠実にしっかりと過去問をこなしていると、どんな問題が出てきてもほとんど分かるようになります。この状態は、過去問3周目では顕著に現れます。
この辺りまでくれば試験合格できるんだと思えました。

受からなかった時の勉強法

受からなかった時の特徴は

  • あれこれ手を出して参考書を1冊に絞れなかった
  • 過去問はほとんどやってない
  • 書いて覚えようとノートを作って書いていた
  • 圧倒的に勉強時間が足りなかった

あわよくば受かるかも?!という淡い期待もありました。

真剣に試験に向き合ってなかったのが一番の敗因。

ノートに結構書いてたけど書いただけでは何の役にも立たないので無駄でした。

受からなかった時のテキストとノート

書いて満足じゃだめ!

受かったときの勉強法

  • 全体の把握は映像講義で一通り大枠をつかんだ
  • 過去問だけを繰り返し3回やった
  • 参考書は1冊に絞った
  • 2か月は集中的に勉強した

ほんと勉強漬けの2か月を過ごしました。

映像講義は前年に見ていたのでやったのは過去問だけ。

分野別過去問やって間違えたところを集中的にテキストを読んで理解した。

正直3度目の過去問は答えもほぼ覚えてたけど、それでも間違うこともあったので不得手な問題が浮き彫りになったのもよかったよ。

  • テキスト・問題集は各1冊に絞る
  • テキストが分からないと感じたら映像講義で理解する
  • 過去問は繰り返し3回やる
  • 模擬試験を会場で受ける
  • 独学者は法改正に注意する

法令が変わったら問題も変わるので法改正についてはきちんと調べましょう。

それほど難しくないという世間の言動を鵜呑みにしないこと!

勉強してなければ話になりません。

しっかりと問題を解いて問題の80%ぐらいは正解が出せるようにしておきましょう。

過去問を繰り返せば余裕のよっちゃんになります。

過去問がほぼ解けるようになれば「絶対」受かります。

今あなたは資格試験に興味がありこのページに訪れていると思います。
折角のチャンスだからこの機会を逃さずに今日から直ぐに勉強を始めてください。

最後にもう一度いいます。


受かるのはしっかりと勉強した人だけです。

それでは試験に向けて頑張りましょう!!

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